気持ちを伝えること。
色々なSNSや情報ツールは確かに情報伝達のためにあるのだが、私は比較的感情を伝える道具として使っている。
彼は男性であるにも関わらず、私の気持ちを汲んでくれて、時間をかけて愛のあるメッセージをくれる。
こんなに素晴らしいことが他にあるかしら、と思う。
多くの男性にとって、単なる情報伝達ツールでしかない、というのは、私たち女性が思う以上に本気のことなのだ。男性に対して、ラインでも愛情表現しろと言うのは、女性だったら魚捌いたことない人にいきなりあんこう捌けというのと同じぐらいの難易度だと思う。
なんとなく出来るけど、恐らくまともに捌けない。形はガタガタになり、身はぼろぼろになる。そしてその切り身を見て私たちは、何で私って上手く出来ないのかしらと落ち込んだり、だってこんなん無理だよやったことないもん!と無力さに憤ったりするはずだ。
でも、実際にやるからこそ、こんなに難しいことだったのか!って気付けるんだよね。
そして、ここをこうすればいいのかな、とかやりながら段々上手く捌けるようになっていく。
たとえ個体毎に微妙に身の付き方が違ったり、沢山捌かなければならなくなったりしても、きっとうまく出来るようになると思う。
そしてそのうち、どんな切り方なら歯触りがいいのか、とか、この料理にはどれぐらいの厚みなのか、とか、他の具材との割合はどうするか、とかを自分で考えるようになる。
その背景には、「美味しく食べてもらいたい」という気持ちがあるはず。
男性とのコミュニケーションも多分同じことなんだと思う。人によるけど、気持ちや考えを言葉にする訓練が日本人はとても少ないと思う。
情報ツールは情報伝達の目的でしか実践して来てない男性にとって、ある日いきなり愛情表現のツールとして使え、というのは無理がある。
なのにも関わらず、彼はメッセージをくれる。
これはもう奇跡に近い。
愛されているなぁ、大切にされているなぁ、と思う。
働いてないのに笑
だから、女性は色んなこと心配しないでどんと構えて、相手があんこう捌いてきたらめっちゃテンション上げて応えましょう笑
本当はそうすることで、女性は元々強い感受性を生かせて、男性にとって女性から必要とされることって、頑張る理由になると思うんだよね。
そうすると良い循環になっていく。