知性=生き抜く能力

 

 

私は生物特集をよく見るのですが、

粘菌の面白い番組がありました。

 

【印象的な発言①】

認知と生殖に関する細胞は先端に集中するが、植物と人間はその方向が真逆だ。すなわち、植物は人間の脳を根に、生殖器を天に向ける。

 

【感想】

いや、これはあまりにも短絡的思考なのでは…。でもこれぐらいの簡素化された思考の方が、純粋な好奇心で探求できて良いのかもしれない。

 

 

 

【印象的な発言②】

知性とは、生き抜く力のことだ。

 

【感想】

つまり、知性とは自分の生きる環境として相応しい場所を見つけ出す力のことだ。

人間にとってはしばしば、知性、の意味するところは、「現状では自身が色々なものが不足した不完全な生き物」と前提し、その上で付け足される、知識及びそれに伴う様々な経験を指す。

しかし粘菌にとっては、今の自分が生き残っていける環境を、自身は何も変えずに見つけていくことだ。

なんて勇気に満ち溢れた生き方なんだろう。

そしてそれを、彼らは単細胞で10億年もの間継続し、命を繋いできたんだ。

なんて素晴らしい生き物なんだろう。

感動~~~~(*´ェ`*)

 

知性とは、「足りない自分を変える」ためのものではない。

知性とは、「完全な自分を維持する」ために、どんな環境でなら自分が生きていけるのか情報として記憶し、自分で都度環境を判断すること。そして、そのためならばあらゆるものを切り捨てる勇気を持つこと。

 

バンジー!!!!!!!!